原文は
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この方法は、リンパ球から周辺の媒体へのDNAと
乳酸脱水素酵素(LDH,EC.1.1.1.27)の漏出量を
測定して細胞毒性の目安とする。
この方法は、細胞活性(MTT検定)の測定として、
細胞内(ミトコンドリアの)ジアフォラーゼ検定を
含む。
論理的説明
急性毒性は、HeLaの細胞とその他の細胞株を
使用したMITー24系を含むいくつかの
細胞系で検知できる。ヒトのリンパ球で、特に無傷の
細胞からの脱水素酵素を失うような、より敏感な
エンドポイントを伴う細胞毒性をより感度良く判断する。
リンパ球はBとTーリンパ球の混合である。
両者とも異種抗原や細胞を成す抗原に反応する。
B細胞は免疫グロブリンを合成し、Tー細胞は
(サプレッサ、ヘルパー、キラー細胞)調節をするのともに他の機能がある。リンパ
球インターロイキン
ー2受容体はフィトヘモアグルチニンで活性する。
T−細胞の結果、特に抑制細胞はフェーズGを離れ
細胞周期のフェーズSに入り、分裂を始める。
このため数日間の培養後、スプレッサT−細胞は
生息している。リンパ球はこれらの条件の下で、
数週間培養できる。リンパ球の増殖は
それ程簡単ではないので、蛍光法を使用する。
蛍光法は、光度法を使用するより感度が良く、
必要とする細胞の数を最小限にする。(増殖中、
培養中の困難を考慮すると最重要)
この試験の原理は以下のとおり。毒性化学品は
細胞膜を分裂させ、その結果外部媒体の中に
LDHとDNAを増やす。結果として出た毒性は、
損傷細胞から50%のDNAまたはLDAの漏出を
起こす化学品濃度に換算して表す。
基本手順
リンパ球を抗凝固処理済みのヒトの正常な
血液サンプルから分離する。細胞を5日間成長させ
遠心分離器にかけ、再び完全倍地に浮遊させる。
1mlの細胞検査液のサンプルを24ウェル皿に
等分し、適切に希釈した試験化学品を加える。
細胞を24時間培養してから、細胞検査液の
アリコートを除く。それから検査液は遠心分離器にかけ、
MTT検定と同様にLDHとDNA漏出の検定を行う。
次にそれぞれの検定にLC50値を計算する。
重要評価
DNA漏出量も乳酸脱水素酵素活性も蛍光で
測定できる。これは従来の光度手順より1000X
感度が高い。LDH活性は24時間以上の
細胞数に比例し、検出の低い方の限界は
細胞数約1000個である。DNA漏出の評価
によると、同じような比例であるが、検出の低い方の
限界は、LDH検定に必要とされるものより10倍
高かった。
LDH検定使用で得たLD50値は
普通DNA検定で見つかったものより低い。
これは全く驚くことでもない。DNA漏出が起る
ためには、細胞により広範囲な損傷が必要と
なるからである。BCL−D1のような細胞
株から今まで試験された殆どの化学品まで
の細胞の培養より、リンパ球培養は
少し感度が高い。しかしHeLa細胞(形態的
エンドポイント)には大きな違いはないようだ。
それはリンパ球の培養において
通常LC50値は低いからである。
ウアバインは例外である。
MTT値の一番低い対応と共に、ヒトのLD値における生のデータとMTT,LD
H,DNA検定からのLC50値の相互間系はかなり良い(相関係数 それぞれr=
0,68
r=0,67 とr=0,68)。
試験状況 ; 研究室間検証
試験化学品
アミトリプチン、 ベンジルペニシリン、 カフェイン、クロロキン、シクロヘキシミド、
ジニトロフェノール、イミプラミン、リカドイン、リチウム、クロリド、メチルドーパ、
ニコチン、ノスカピニ、ウアバイン、フェノール、フェルブタゾン、プリロカイン、
プロカイン、プロメタジン、キニーネ、フッ素ナトリウム、テオフィリン、ベラパミル
化学品はSigma ChemicalCo.,St.Louis、MO,USAか
Merck Darmstdt、FRGより入手。入手可能な限りで
純度は最高。テオフォリン、ノスカピン、アミトリプチリン、リドカイン、フェニルブタゾン、
プロメタジン、はデンマーク、コペンハーゲンのDAKより贈与。
ベラパミル、プリロカインはそれぞれ コペンハーゲンErchpharmと
スエーデンAstraより贈与。
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