動物を犠牲にしない美しさを

EUが先行する化粧品の動物実験禁止Welcome to Help Animals

ニュース、資料

・2013.11.15 中国当局 化粧品のための動物実験 廃止に向けた方針を発表。(詳しくはこちらへ

・2013.1.1 イスラエルで化粧品の動物実験全面禁止施行。(詳しくはさよならじっけんしつブログへ

・2012.11.19 ※化粧品およびヨーロッパにおける現行規制の枠組み」および 動物試験禁止への対応−代替え法の開発動向

2012.5.15 化粧品の代替法開発は政策として取り組む必要――市民団体が院内集会

ヘルプアニマルズはJAVAさんの講演中、下記映像を会場で流しました。

 

この映像の全編(12分ほど)は下記でご覧いただけます。
映像は英語版ですが全文和訳が掲載されています。
さよならじっけんしつ

 

2012.4月 連名で化粧品の動物実験廃止の要望書を提出

サンプルイメージ

2012年4月 動物実験してない化粧品メーカーのLUSHが化粧品の動物実験廃止の署名を集めていますが、化粧品の動物実験廃止への道筋を応援するため、LUSHおよび市民団体6団体連名による民主党幹事長室への陳情および環境省、厚生労働省への要望書提出を行いました。詳しくはこちらをご覧ください

●背景:

EUでは、2009.3.11から化粧品やその原料の動物実験を全面禁止しました。

EUでは、EU域外で動物実験をした化粧品の販売についても反復投与毒性・薬物動態、生殖毒性を除いて禁止しています。日本も海外で化粧品が販売できなくなるため、対応が急がれています。

 

現状と課題

現状:

皮膚刺激性試験や光毒性以外の試験には代替法はまだ確率されていません。代替法の例は、こちらをご覧ください。(ただし、このページは2003年頃作成したので情報が古いです)。化粧品の動物実験についてはこちらもご覧ください
2001年以降、OECDテストガイドライン(TG)で採用された代替法は23個ありますが、日本で評価が終わっているものはそのうち下記の7個です。

・TG 431 In vitro 皮膚腐食性:ヒト皮膚モデル試験 (2004.4.13採択)
・TG 432 In vitro 3T3 NRU光毒性試験 (2004.4.13採択)
・TG 437 眼腐食性および強度刺激性物質を同定するためのウシ角膜を用いる混濁度および透過性試験法(2009.9.7採択)
・TG 438 眼腐食性および強度刺激性物質を同定するためのニワトリ摘出眼球を用いる試験法 (2009.9.7採択)
・TG 439 In vitro皮膚刺激性:再生ヒト表皮試験法 (2010.7.22採択)
・TG442A 皮膚感作性:局所リンパ節試験:DA (2010.7.22採択)
・TG442B 皮膚感作性:局所リンパ節試験:BrdU-ELISA (2010.7.22採択)

日本では、2002年にOECDテストガイドライン(TG)に採用された皮膚感作性試験だけが認可に使われているとのことです。

日本でも2009年以降、後述するように、行政が動物実験代替を進める動きもあり、またダイセル化学の皮膚感作性試験法が、日本で開発された動物実験代替法として初めてOECDテストガイドライン(TG)として採用されたりと大きな動きがありました。

そしてEUでは、反復毒性試験の代替法を開発するプロジェクトが始まりましたし、製薬会社のノボノルディスクは動物実験をしないことを発表しました。

動物実験代替発展のための課題はなんでしょうか。

課題:

代替法研究機関JacVAMの規模が小さいこと。日本のJacVAMの体制強化、研究資金投入が必要です。日頃より関係省庁のパブコメをチェックし送ったり、パブコメ以外にも意見を送りましょう。

日本と海外で異なる化粧品・医薬部外品の分け方や試験法が違うこと。試験法の差異を埋める、早急な国際的な標準化/ルール整備が求められます。

 

動物実験代替へ動き始めている行政 より一層の国主導が求められる

★2009 2月 厚生労働省 医薬部外品の新規安全性評価法 10年めどに指針策定へと動く。EUでの動物実験禁止が背景。

★2011.2.4 医薬部外品の承認申請資料作成等における動物実験代替法の利用とJacVAMの活用促進について (厚生労働省

★2011.5月 経済産業省は、化学物質管理政策の中で動物実験の数の削減を課題としました。(Ava-netの会報より)。

★★★2012.2月
今年2月、業界紙にJacVAMの小島氏の記事が出ました。

その記事によると、
厚生労働省から、遺伝毒性試験、内分泌かく乱試験、
経済産業省から反復投与毒性試験
農水省から 動物由来減量の医療用新素材による眼刺激性および皮膚感作性試験
の代替法モデルの開発など プロジェクトを実施中

とのことです。

 

企業の動きで注目すべきもの。

2011.11月 製薬会社ノボ・ノルディスク 生物(学的)製剤のバッチテストで動物を使った実験を今後一切しないことを発表しました。

?ノボノルディスクは、生物学的製剤のための動物を使ったバッチテストを今後行わず、生きた動物を使って、生物学的製剤製品の生産テストを行わないと発表しました。詳しくはこちらをご覧ください。, 日本支社HP
ノボノルディスク社製作動画 “A milestone in animal ethics” (9分)

2011.1月 反復投与毒性代替法プロジェクトがEUでスタート!

2011年1月、欧州委員会(EC)とCOLIP(A欧州化粧品トイレタリー香水協会)が資金をだし、COSMOSプロジェクトが始まりました。これは代替が難しいといわれてきた反復投与毒性の代替法開発のプロジェクトです。
COSMOS (Integrated in silico Models for the Preciction of Human Repeated Doxe Toxicity of COSMetics to Optimise Safety)は、動物実験をしない方法へ置き換えていくための長期構想 SEURAT (Safety Evalution Ultimately Replacing Animal Testing)の一部で、化粧品の成分の安全性を動物実験しないで評価しようというものです。

SEURATは、他にも SCR&Tox, HeMiBio, DETECTIVE, NOTOX, ToxBankなどのプロジェクトがあります。そしてこれらは、COACH (Coodination of projects on new approaches to replace current repeated dose systemic toxicity testing of cosmetics and chemoicals)によって協調・調整されています。

COSMOSプロジェクトは、化粧品成分の反復投与毒性を予測するためのコンピューターシミュレーション・計算モデルを開発し、それをオープンに公開することを目標としています。

 

2010.9 日本の代替法が初めてOECDテストガイドライン(TG)として採用される

2010.9.6
ダイセル化学が開発した皮膚感作性試験法が、日本で開発された動物実験代替法として初めてOECDテストガイドライン(TG)として採用されました。

ダイセルは、特許などはとらずに、社会に広く利用されることを望んでいるそうです。(素晴らしい!)

通常この実験ではモルモットが使われ、その代替としてLLNAがありますが、これはRI施設を持たない研究所では使えなかったため、この方法は、RI施設の有無に関係なく、利用ができることが一層の利用拡大へとつながることでしょう。

ダイセル社HPでのプレスリリース
http://www.daicel.com/news/index.php?type=1&year=2010&page=1&act=detail&id=15

 

JacVAM、企業の動き − 2005年以降の流れ

2011.6 JacVAM内に検証センターが設置される。

2010.5 資生堂 2013年3月までに外注も含め全廃を目指す
欧州の規制に合わせる。

2010.4月末 伊藤園 動物実験を中止した。
米国の飲料大手2社も実験を中止したことや、米国の動物愛護団体との話し合いで中止を決定した。カテキンの有効性、従来のラットから細胞での実験へ転換。

2007.9 ICCR (化粧品規制協力国際会議)の第1回会議で、動物実験代替法が議題としてとりあげられた。

2005 JacVAM 設立 (国立衛生研究所内)

オススメ情報Pick up

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バーチャル人体模型VAM (2008年岐阜大学) 人体は動物を殺して解剖することでなく、人体そのものをシミュレートするロボッが開発されました。

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