このイヌは立つことができません

実験で意図的にこのようにされました。

切り刻まれ、使い捨てにされる動物たち

医学や科学の大義名分の元に、猿、犬、猫、ウサギ、鳥などありとあらゆる動物が、臓器や脳、神経を切断されたり、目をくりぬかれたり、毒物を飲ませられたりし、その様子を観察され、最後は殺されています。

 

動物実験は、社会的に隅々まで組み込まれおり、法規制や自主規制など少しづつ進んでいます。実験削減の流れ(国内と海外)代替法推進の流れ代替法の具体例は、「削減の流れ」をご覧ください。

 

人間の代わりに使われている動物ですが、化学物質モデルや臓器モデルなど命あるものの犠牲を伴わないもので毒物を評価する社会の仕組みや代替法の一層の促進が望まれています。

 

<日本で使われる動物たちの数>

動物の数については、国が統計を出していないため、正確な数字はわかりませんが、推定では下記のようなものです。尚、下記の数字は2004年前後の推定の数字です。

[猫] 2004年は1000-1500頭。1991年を境に激減。脳の実験等に使われています。


[犬] 年間 20,000頭  - 1991年を境に激減。外科手術や毒性試験等に使われています。

 

犬と猫の数字が1991年から数が激減した理由は、その年に東京都が動物実験を行う機関への犬と猫の払い下げを中止したことをきっかけに、多くの自治体が次々と中止したためです。

東京都が払い下げを中止したのは、払下げ中止を求め活動した動物の権利団体の成果によるものと言えるでしょう。

 

[猿] 年間10,000頭ほど使われています。ポリオ・はしかなどのワクチンの神経毒の実験や、病原菌への感染実験、脳の実験等に使われています。

 

[マウス] 年間800万頭使われています。

 

それぞれの動物についてさらに詳しくは下記ページをご覧ください。
[猫] [犬] [猿] [マウス]

<動物実験が行われる分野>
動物実験は医薬品や医薬部外品、医療用具、化粧品他で行われます。詳しくは「動物実験の分野」をご覧ください。また医薬品、医薬部外品でどのような実験が行われているかについては、「動物実験の詳細」をご覧ください。

行動しよう

・法律をもっと厳しくしてもらおう 

・動物実験している製薬会社や大学へ意見を出そう

・パブリックコメントはチェックし、意見を出そう

最近の活動

・2013年7月 産業動物に関する基準 パブリックコメントに意見提出

・2012年8月 実験犬の事件を絵本にした「実験犬シロのねがい」改訂版に協力者として参加しました。これは1990年東京の国立療養所村山病院で脊椎の神経切断の実験に使われていた犬がAva-net会員に保護され救出された事件を絵本にしたものです。ロングセラーになっている絵本ですが内容を加筆し2012年に改訂版が出版されました。詳しくはブログ関連記事をご覧ください。

 

・2012年5月  化粧品の動物実験を考える院内集会に協力させていただきました。

動物実験 ここが問題

<倫理面からの第3者評価がない>

・倫理的に許容されるかどうか、その動物実験が本当になされなければならないかという判断が第3者によってなされない。申請書類を作成し、研究所内でOKがでれば、どんな実験もできてしまう現状。

・臓器モデルや人体シミュレーションモデルなど企業等のための代替法開発のための予算が少なく、十分な代替法研究や開発ができない。

 

<動物実験内容がわかりにくい>

動物実験施設に一般人が入れることは基本的にありません。どのような菌を訪問者がもっているかわからないので、実験動物が何か菌によって汚染されたりしたら、正確な実験データが得られないためというのがその理由です。

実験内容をオープンにすることには、研究内容が他の研究者にわかってしまうことを理由にあまりなされてきませんでした。

しかし現在では、税金を使って実験が行われたものについては、データベースを検索することで、概要を知ることができます。
しかし研究論文からは、動物の福祉が実際にどの程度行われているのか、また内容が専門的であり、書かれた実験内容が、動物にどのような苦痛をもたらすのか一般市民が推測することは困難です。

市民の目が届かないところで物言えぬ動物に対して行われる行為は、「自主規制」だけでなく、また餌や水を与えている、施設が不潔でないということ以外に、どうしてもその実験を行う必要がある、という倫理面からの必要性を徹底的に評価するシステムが必要です。

 


<過去の惨酷な動物実験>
・慈恵医大脳神経外科、筑波の自動車研究所、東京大学により、18頭の猿を椅子に動けないように固定し、頭部にハンマーのような機械を激しくぶつける実験が行われました。
猿たちには軽い麻酔しかかけられませんでした。

交通事故で、どのぐらいの衝撃まで脳が耐えるか調べる実験でした。脳震盪がおきる場合スピードと頭の損傷具合の関係を調べることが目的でした。

4頭即死、2頭骨折、7頭脳挫傷、全て解剖されましたが、「目的のための十分なデータは得られなかった」とのことです。

この動物実験は1986年11月14日 朝日新聞で、「18頭の生きたサルをコンクリートに激突させる実験」という記事で大きく報道されました。

この実験は運輸省の自動車事故関連の補助金が使われました。この実験は7年間行われていました。

猿を固定し、脳を破壊し、ヒトの頭部の耐性を調べなくても、事故にあった人たちのデータとその後の回復具合などの現場のデータを使い推測することができたはずです。

このような実験は過去現実に行われました。

今、どのような惨酷な実験がどういう大義名分のもと行われているかを簡単に内容の詳細を含めて私たちは知ることができません。

情報公開をすれば内容は真っ黒に塗られ、なんのための情報公開制度なのか疑いたくなることも多くあります。

動物実験は倫理的な側面から削減され廃止されていくべきもので、いづれはほ乳類を使った実験などは極端に制限されていくものと思いますが、現在では研究者は多くの動物を使い、様々な実験を行っています。

動物福祉の流れ

EUを中心に、動物実験における動物福祉が進んでいます。詳細は「動物実験削減の流れ」をご覧ください。

 

日本の最近の動きは下記のとおりです。

2012.3月 動物実験代替法を事業化‐4月から受託スタート。詳細はこちらをご覧ください

2011.5月 経済産業省は、化学物質管理政策の中で動物実験の数の削減を課題としました。詳細はこちらをご覧ください。

2011.2月 厚生労働省から動物実験代替に関する通知が出ました。詳細はこちらをご覧ください

 

映像 実験犬シロのねがい

 

1990年 東京の国立療養所村山病院でぼろぼろで体が不自由な一頭の白い犬が保護されました。
犬は脊椎神経を損傷させられる実験に使われていました。この犬が保護され新しい飼い主さんの元手厚く看護された実話を絵本にしたものです。
動物権利団体が保健所から研究施設への犬猫の払下げ運動を展開し、その後、東京をはじめとし、各地の行政は払下げを廃止しました。これにより日本で動物実験に使われる犬と猫の数は激減しました。
払下げ中止の元になったシロちゃんのお話しです。

 

 

映像 動物実験を行わない製薬会社 ノボノルディスク社の動画 “A milestone in animal ethics” (9分)

2011.11.29 ノボノルディスクは、生物学的製剤のための動物を使ったバッチテストを今後行わず、生きた動物を使って、生物学的製剤製品の生産テストを行わないと発表しました。

詳しくはこちらをご覧ください。, 日本支社HP

 

Copyright(c) 2013ヘルプアニマルズ. All Rights Reserved. This site is hosted and maintained by: The Mary T. and Frank L. Hoffman Family Foundation, Since date.gif Design by http://f-tpl.com