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生 命 倫 理
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動物を資源として考えることと、人の命を資源として考えることとは無関係ではないと思います。 受精卵、精子、卵子、また脳死した人の臓器は利用するべき資源なのでしょうか。

自分や家族の病気や怪我のための治療なら、動物には可哀相だが、仕方ないと思う、という意見はよく聞かれます。 自分だけがよければいい、というのは、様々な問題を引き起こします。それは動物から中絶胎児へなどとどんどん広がっていきます。
例えば、パーキンソン病の治療には、中絶した胎児の脳が使われ、一人の治療に4−10人の胎児が必要といわれています。 倫理的側面からアメリカなどでは一度は中絶胎児の研究が衰退しましたが、パーキンソン病の父を持つ娘が人工受精し、妊娠・中絶した胎児の脳細胞を父に移植しようと考えていたことが発覚し、ニュースになったり、またパーキンソン病の患者団体が胎児の治療・研究への利用を禁止している州に対して、治療を受ける権利を侵害しているとして提訴したりという事態になったりしました。

これはひとつの事例にすぎず、世界健康な体が欲しい、という気持ちは誰もが持っています。しかしそこには、議論が必要で、守るべきものがあるはずです。 いのちを扱うとき、倫理的に配慮するべきことはたくさんあると思います。「いのち」に対する考えは、Help Animalsについてにも少し書かせて頂いておりますので、そちらもご覧下さい。

■サイト
Campaign for Responsible Transplantation 異種移植(動物の臓器を人間へ移植するために、遺伝子を組換え、動物を臓器移植のために飼育し、臓器をとって屠殺すること)へ安全面・倫理面などから異議を唱えるグループのキャンペーン
日本生命倫理学会 現代文明、特に現代生命諸科学、技術の急速な発展がもたらすかもしれない人類の危機 「遺伝子治療」、「クローニング」、「脳死・臓器移植」、「インフォームド・コンセント」「環境問題」「人口問題」などについて、学際的な見地から、また多様な価値観に基づく立場から、幅広く探究していく学会

■書籍 死んだ人の体(臓器、骨、脳、血液)は誰のもの? 人体は資源? 人体はビッグビジネス、ビッグマネー?
ドナービジネス 
資源化する人体



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