殺さないで防ぐ

侵入対策製品開発へ委託・助成するよう、農林水産省へ意見を送ってください。

 

平成18年、約600,000匹の鳥類、26,000個の卵、226,000の動物たちが殺されました。

簡単に殺される動物たち。その仕組みとは。

・動物の捕獲の許可は、都道府県知事が出すものと環境大臣の許可によるものがある。

・農林水産省による「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」が2008年施行され、被害防止計画を定めた市町村は、都道府県に代わって、 鳥獣捕獲の許可権限を行使することができることになった。

・上記のための財政上の支援もあり、平成22年度は、このための予算が23億円とら0れている。

下記は平成18年度、大臣許可・都道府県許可により、狩猟・駆除などされた動物たちの合計数です。

・標識調査で捕獲された動物の数は含みません
・構造改革特区、特定鳥獣保護管理計画に基づく数の調整の数字を含みます
・捕獲の"その他"は原則含みませんが、コウモリ、ネズミは数字が大きかったのでとりあげました

犬も猫もウサギも狩猟され、駆除もされている事実

犬、猫、ウサギといったペットとして定着している動物たちが野生化したノイヌ、ノネコ、ノウサギは、狩猟獣としても指定され狩猟対象でもあり、また”有害獣”として”駆除”もされている。犬猫は、ある程度人間に依存しているノライヌやノラネコと区別されてはいますが、実際は不明瞭です。

犬(ノイヌ)250、猫(ノネコ) は320、ノウサギは34000狩猟・駆除されました。

狩猟駆除犬猫ウサギ

他にはアライグマ、キツネ、タヌキ、ミンク、リスなども多く狩猟・駆除されています。クラハラリスとはタイワンリスのことです。多い順だと、、イノシシ26万頭、シカ20万頭、タヌキ2万頭、サル1万5千頭、クラハラリス1万1千頭、アライグマ1万 頭、リス類約1万、キツネ7千頭、クマ6千頭、ヌートリア5000、 ハクビシン4000、マングース3500、コウモリ類、モグラ類2000、テン類1500、カモシカ1000、イタチ600、ヤギ476、 キョン300、ミンク60、ゴマフアザラシです。

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鳥の場合

なじみが深いトビやヒバリ、サギ、スズメなども狩猟、駆除されています。

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鳥全データ: カモ類30万、ハト類24万、ヒヨドリ23万、スズメ類16万、キジ類9万以下と続きます。

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"学術”研究目的でも多くの動物が捕獲されている

捕獲数(鳥類を除く)

平成18年度、180頭のニホンザル、99頭のタヌキ、63頭のツキノワグマ、 32頭のアライグマ、ミンク、テン、カモシカ、ヤマネ、ヌートリアなどの約31,000頭の動物(鳥類は除く。鳥類については次に記載)が”学術”目的で捕獲されました。

医学研究(いわゆる動物実験ほか)としての申請・捕獲は認められていないが、野生生物の研究として申請し、捕獲し、何か研究し、解剖したり殺処分することは可能です。ネズミ類、コウモリ類がたくさん捕獲されていますが、どのような”学術”目的だったのでしょうか。

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鳥類(研究目的捕獲数)

馴染みのある鳥、ツバメ、スズメ、ウミネコ、メジロ、トビ、タカ、コノハズクなども研究用に捕獲されています。

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鳥類全データ

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どうすればいいのか。

1.生かして防ぐ

すべての動物・鳥類における農作物被害に対し、生かして防ぐ方法を研究・普及する仕事を専門に行う人材を各市町村に置き、農家、猟友会、動物保護団体、市民へ普及活動を行う。

生かして防ぐ事例

サルの場合:

a. 電波発信機をとりつけたサルの位置情報をメールで関係者に提供する。それを受けて、サルを追い払うネットワーク ”サルどこネット”の構築(ゲストでログイン可能)

b. サルがのぼろうとするとしなってのぼれない「猿落君」を設置・普及

c. 三重県では実際に300万円あった被害が激減したなどの効果があった

d. * 島根県農林水産部鳥獣対策室のサイトが詳しい

イノシシの場合:

a. 牛を放しておくと獣が近づかない。自分で牛をもっていない農家に対して牛を貸すレンタル・カウ制度などの導入。サルの場合にも有効

b. 乾電池で作動する移動式電気牧柵 ”ミニ番兵”。1万4000円弱と安価。 メーカーのサイトには成功事例も掲載されている。 * ミニ番兵のメーカーのサイト

c. * 島根県農林水産部鳥獣対策室のサイトが詳しい

シカの場合

a. * シカさんガード: 木を50mmのワイヤーメッシュで保護するもの。東京都農林総合研究センターの取組では、シカさんガードの利用、植栽計画において、木を植える場所と、何もしない場所、つまりシカのえさなどとして利用できる自然との共生空間を設けるなどの取組を行っている。

クマ、ノネズミ、ノウサギなどの場合

a. * 島根県農林水産部鳥獣対策室のサイトが詳しい

お勧め書籍: 共生をめざした鳥獣害対策 (社)農林水産技術情報協会

殺さずに防ぐ具体的な方法や成功事例、図説などお勧めの一冊。各市町村の関係者の人は、この書籍を購入し、その方法を研究・広めることをしていただきたい。

本の購入はこちら。--> * 農林水産技術情報協会

2.被害傍受財政支援の一環として、財政の一部を生かして防ぐ方法の普及に当てる。

3.法整備を行う。

野生生物保護法制定をめざす全国ネットワーク”に賛同・ご参加ください。

リンクにご協力お願いします。

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