新型コロナウイルス感染拡大により、中国の食文化が変わろうとしています
このサイトでは、動物の利用の現状を知っていただきたく、動物の写真や動画を掲載しています。
目を覆いたくなるような悲惨で残酷な写真ばかりです。動物の置かれた事実を伝えるためサイトの意図を理解し、あらかじめご了承ください。ご了承いただける方のみ、読み進んでいただきたく思います。
産業動物は、”命”として扱われず、お金を産ませるモノのように扱われています。動物たちの命の剥奪は、社会の中で当たり前に行われています。
動物関連作業において、動物の扱い方、飼育、輸送、殺す方法には、改善する余地があります。
ページ<あなたにできること>をご覧頂き、できそうなことがあれば実行してみてください。
ニュース等メールマガジンで配信しています。ご希望の方がいましたら、 メールにてお知らせください。
動画:2022年6月、陝西省
2022年6月、陝西省で、犬肉祭のために運ばれていた386頭の犬たちが、警察と活動家によって保護されました。 ⇒ 記事
動画:China Dog and Cat Fur Farm Investigation (PETA)
コロナが落ち着いた2023年、今年の<ライチと犬肉祭り(※)>には、国内外から多くの人が来ると予想されているそうです。下記に関連記事。
※<ライチと犬肉祭り>は、毎年恒例の祭りで、中国の広西市玉林で開催されます。夏至の日には、祭りの参加者が犬の肉とライチを食べます。
祭りは2009年に始まり、約10日間にわたって、数千匹の犬が消費されていると伝えられています。フェスティバルは国際的に批判を集めています。
一方、2022年6月3日の端午節では、植物性タンパク質を使った代替肉やペット向けちまきも登場したそうで、中国の変化を感じます。→ 代替肉やペット向けのちまきも 中国の端午節の最新事情
2021年6月の報道によると、2021年5月1日に中国の改正動物伝染病防止法施行され、家畜家禽遺伝資源の国家リストに載っている動物のみを処理することができ、その家畜リストに犬は含まれていないとのこと。法的には、合法的な犬の屠殺場は存在せず、市場の全ての犬肉製品は違法な無許可の屠殺場によって生産されていると考えられることを意味するそうです。
2021年10月の報道によると、中国では毎年約1000万匹、ベトナムでは毎年500万匹、韓国で年間100万頭の犬が食用に殺されているそうです。
記事:2021/10/10 犬肉の最大消費国は中国なのに、なぜ韓国の犬食イメージが強いか=韓国報道
2021/6/1 動物法:中国の改正動物伝染病防止法が施行
2024/1/31 ハノイ:「犬肉・猫肉は提供しません」、旧市街の飲食店が団結
2023/11/3 食肉加工場から犬44匹が自由に 閉鎖で愛護団体の手に ベトナム 写真16枚
<ベトナムでは、犬肉を食べると悪運を落とすことができると信じられ、珍味とされている。国内で年間500万匹が食用にするため殺されていると推定され、中国に次いで世界2位の消費国となっている。
しかし、ペットとして飼われることが増えるにつれ、特に都会では犬肉を食べる習慣は徐々に変わってきている。
キエウ・ベト・フンさん(39)は、7年間経営していた犬の食肉加工場を閉め、金属くず商と肥料販売を始めることにした。そのため、動物愛護団体に犬を引き取ってもらった。同団体が新しい飼い主を探してくれる予定だ。>
2023/10/25 食肉処理場に向かう車両から猫1000匹救出、豚肉・羊肉と偽装して販売か 中国
2023/7/22 犬猫の肉、販売禁止に インドネシア“過激市場”
2023/6/14 中国人に広がる「愛護動物 停止傷害」 きっかけは1匹の猫
<中国で動物虐待を罰する法律の整備などを求める運動が活発化><人権ではなく動物の権利擁護が新たな市民運動として現れた形>
2023/6/3 中国、猫虐待動画拡散で動物愛護デモ続発 民衆運動に発展警戒?メディアは黙殺
ピックアップ記事
2023/2/12 犬猫の食用肉販売疑いで店摘発、70余年前に禁止 香港
2022/6/9 代替肉やペット向けのちまきも 中国の端午節の最新事情
2021/12/10 ベトナム人気観光地、犬猫肉の食用段階的廃止を誓約
2021/10/22 犬肉業者に禁錮10月 インドネシアで画期的判決(AFP=時事)
2020/7/17 カンボジアで「犬肉」取引禁止
2020/4/3 猫肉と犬肉の消費、深セン市が禁止 中国で初 CNN
海外グレートニュース
2022/6/25 【動画】「まるで地獄から来たトラック」 中国「犬肉祭」に出荷された犬たちを救出
<多くの犬が「夏の風物詩」として食用に消費される中国の「犬肉祭」。ここに出荷中だった約400頭の犬が救出されたが、その環境の劣悪さは目を覆うばかりだった>
2022/9/1 動画:食肉処理前の猫150匹を保護、大半がペットか 中国
2022/6/22 海外グレートニュース 中国ユーリンで肉にされるところを救出される
2021/11/30 袋詰めにされた犬53匹を救出 食肉処理される寸前だった
2021/1/27 Golden retriever destined for death at slaughterhouse filmed ‘crying for help’
2019/6/13 Thousands of golden retrievers ‘with sadness in their eyes’ saved from China’s dog meat trade
韓国
2023年1月の記事によれば、韓国国民10人に7人が「犬を食用として飼育・屠殺・販売する行為を法律で禁止」することに対して「賛成する」という調査結果が出たとのことです。⇒ 記事
野良犬を食べないで 元美容師が保護活動 ベトナム
ベトナムの元美容師グエン・ティ・キム・クイさん(71)は、野良犬が食べられてしまうのを防ぐため、保護活動に力を入れている。 ⇒ 記事
ホイアンを犬猫肉を消費しない観光都市に、プロジェクトに補助金
2022年10月4日 ベトナム・クアンナム省は、ホイアン市を犬猫肉を消費しない、訪問客に優しい観光都市にするプロジェクトに対する補助金支給と、狂犬病の撲滅プロジェクトに対する支援の決定を公布しました。⇒ 記事へ
動画:インドネシアのSukoharjoにある違法な食肉処理場
Humane Society International は、Dog Meat Free Indonesiaの他のメンバーと共に、インドネシアのSukoharjoにある違法な食肉処理場を奇襲し、食肉として残酷に殺される直前、飢えと恐怖に苦しむ50頭以上の犬たちを救出しました。
口が固く縛られた状態でトラックに詰め込まれ、長く恐ろしい旅を続けてきたこれらの犬たちは、生き延びるために獣医による治療、食料、リハビリテーションを切実に必要としています。
日本では、毎年ではありませんが、犬肉の輸入はありました。
統計では 2013(30件)、2015(10件)、2016(8件)、2017(20件)犬肉が検疫検査を受けています。ベトナムや中国から入っています。
しかし、2018年以降統計上確認できる最新情報の2020年まで、犬肉の輸入はありません。
名古屋の延辺館: メニューを見ていると「イヌ肉料理」もある。 (2020/6)
小岩の延吉豊: 犬肉の盛合せを頼んだら、メニューでは1,800円ですが今は値上がりしていて犬バラ肉盛合せと同じ3,500円との事 (2016/1)
2020年世界に拡大した新型コロナウイルスの発生源として、動物市場の可能性が指摘されました
中国では2003年にSARS、2008年2009年に狂犬病が出ましたが、その度に、政府が飼育されている犬を殴り殺すなどして、犬の大虐殺が行われました。この頃から中国の若者を中心に抗議の声をあげる人たちが増えてきています。
2020年新型コロナウイルスが発生し、世界中で感染、死者も増え続けました。
そのウィルスの発生源である可能性が高いとされたのが、中国の動物肉を販売する市場でした。このことにより、中国で犬肉猫肉を禁止する動きが生まれました。
2020年1月:中国政府 市場の一時閉鎖に踏み切り、深セン市では犬猫肉禁止が決まりました。
一方でそのような中でも、2020年、犬肉祭が開催されました。
市民の声を無視して進められた残酷な大量の犬猫殺害
中国で狂犬病対策だとして、2006年から2009年にかけて、多くの犬、猫の殺処分が行われました。
※それ以前もあったのかもしれませんが、SNSやブログを多くの方が利用するようになったこの頃から情報が得やすくなっているため、これ以前も頻繁に犬や猫の大量殺処分が行われていたかは把握しきれていません。
中国では狂犬病による死者がそれまでにもまして、2000年以降増えていたところに、SARSなどの感染症流行、また2008年のオリンピックもあり、国内での狂犬病をなくす目標が掲げられ、犬や猫など動物の処分が始まりました。市民や国内外の動物保護団体から署名運動、反対運動が展開されましたが、声は黙殺され動物たちは殺されました。
中国で狂犬病による死者が多いのは、予防ワクチンの平均接種率は大変低いこと、医療制度の問題なども関係していると言われています。
背景
http://helpanimals.seesaa.net/archives/20080206-1.html
残酷な殺し方
問題となったのは、殺し方です。ワイヤーで首をつる、オートバイで引きずって殺す、棒で撲殺するなど残酷極まりない殺し方がとられました。飼い犬は飼い主が懇願しても、飼い主から引き離され、ある時は目の前で撲殺されました。
※大変残酷な事が行われたわけですが、日本でも狂犬病予防法ができた当時、同様のむごい野犬狩り・大虐殺が日本中で行われました。
インドでは、2010年の時点で狂犬病が少なからず発生していましたが、撲殺やワイヤーでの殺し方ではなく、人道的な方法を選択しました。Humane Society と協力し、予防接種と避妊去勢プログラムに取り組む事にし、予算は国の機関Animal Welfare Board of Indiaが半分を負担することにしたのです。
参考: First ever dog census exercise in city planned - Ahmedabad
<2006年>
2006/12/13 中国で狂犬病対策だとして、犬の虐殺が行われました。国内外からの多くの批判を受け、多くの犬が殺されたあとに、中止されました。
犬殺害に泣き崩れる市民
犬殺害に泣き崩れる市民
飼い犬を泣きながら引き渡す市民
<2008年>
2007頃から中国政府は、北京オリンピックにむけ、狂犬病に基づく数万引きの犬たちを残酷な方法で殺しました。犬だけでなく、猫も殺し、北京だけで数十万匹にも及ぶ猫が殺しました。
野良犬捕獲の捕獲方法は、金属製の紐などで首を捕まえ、引きずっていくもの、撲殺などです。犬を捕獲する人たちがオートバイに乗ったまま、迷い犬を引きずって行ったそうです。
ワイヤーでつるされ殺される犬
<2009年>
中国で狂犬病が発生し、野良犬、飼育されている犬も撲殺や金具で首を締め上げるなどの方法で殺されました。
ワクチン接種などの方法ではなく、殴殺などの残酷な方法での対応に対し、市民が何度も抗議行動を起こしましたが、中国市民の声は、黙殺されました。
2009/6/6 撲殺など残虐な「犬の殺処分」中止を=全国各地で要求高まる
2009/6/12 狂犬病被害が深刻につき、すべての犬を殺処分=市が 正式発表
2009/6/17 中国・陝西州の漢中市で、狂犬病を一掃する目的で、野良犬と飼い犬の計3万6000匹が処分された。
2009/9/10
2009年9月10日より河北省秦皇島市が、市内全域で犬の処分に乗り出します。登録やワクチン接種をしていない犬は、野良犬と一緒に殺処分される事が決まりました。
その後9月23日に大型犬全ての処分が回避されましたというニュースも流れましたが、この時にはもうすでにかなりの数が殺されていたと思われます。
この時、対象となったのは、体高が約30センチ以上の犬、または「危険種」とされる犬を飼っている住民は、9月10日までに自分の飼い犬を殺すよう求められています。殺さない場合、警察が撲殺隊を組み、市内を隈なく捜索して該当する犬を一匹残らず殺し、飼い主は殺処分の費用を徴収されました。
(過去)ブログで記事を書いていますので、下記にてご確認ください。
2013/1/18 中国の猫1000匹 食用になるところを救出される。
2011/8/8 海外グレートニュース 【中国、数百匹の猫、肉にされるところを救出される】
2010/1/27 中国初の動物愛護法、犬肉・猫肉料理禁止へ (市民デモの写真)
2010/1/26 中国で犬肉・猫肉の食用禁止へ―動物虐待禁止法案に盛り込む
2009/11/26 中国 猫800匹 猫肉にされるところを救出される
2009/9/14 緊急:中国で犬処分開始 意見を送ってください
2009/6/30 食べられる寸前!飼いネコ300匹を保護 上海
2009/5/27 ★中国、犬撲殺が一時的に延期に!★
2009/5/25 中国大使館へ意見を - 中国 犬の撲滅運動を展開
***中国以外**
2011/8/23 タイで肉にされるところを救出された犬たちのその後
2011/8/15 【海外グレートニュース 1,000匹以上の犬 肉にされるところを救出される - タイ】
End Bali's dog meat trade!
撲殺される犬
連れ去られる犬
撲殺される犬
撲殺される犬
頭部をベルトのようなもので縛られ引きずられる犬
殺された犬
撲殺される犬
殺される犬
殺される犬
殺された犬
処分用の穴に入れられる犬
殺される犬
殺される犬
写真
運びこまれる犬
内蔵をとる
殺した犬の皮を、殺す犬のすぐわきに置いてある
殺される犬
犬の皮は扉の外で放置
殺される犬
殺される猫
檻からひっぱり出される猫
洗面器に入れられる猫
動けない猫
吊り下げられる猫
皮を剥がれ、頭を割られる猫
皮をはがれ、バーナーで頭部を焼かれる猫
殺される猫
檻の中で仲間が殺されるのを見つめる猫。次は自分の番。
こちらのサイトにたどり着いた方へご協力をお願いします
Twitter, FacebookなどのSNSや、お持ちのブログやサイトでこちらのサイトを広めていただければ幸いです。